雪上搬出訓練 in 比良 
 2014年2月1日()2()  兵庫労山の雪上搬出訓練に当会から6名が参加しました。        

 参加者  兵庫労山救助隊メンバー 2(男性1  女性1)   訓練初参加者 4(女性2名 男性2)

2月1日() 9:00比良駅集合 ―― 訓練のスケジュール説明有り、明日の天気予報は雨なので、
                           明日予定の堂満ルンゼ〜イン谷口までの搬出訓練を本日行う
                           車でイン谷口まで移動、テント設営

       10:0010:30 ―― 各自ビーコン装着、搬出用装備の確認

       10:3011:30   ―― イン谷口出発〜堂満ルンゼ到着

       11:3013:00   ―― 搬出訓練の概略説明を受ける
                           1/3システムの構成 
                           ・シート梱包、スケットストレッチャー梱包の仕方

       13:0014:40   ―― 搬出訓練開始〜引き上げ

       14:4017:15   ――  引き降ろし開始〜イン谷口到着〜装備片付け

       17:15〜       夕食、その後各労山(神戸、垂水、甲山、須磨、メラピーク、武庫)
                           の参加者全員14名がジャンボテントに入り、交流会
                           話題満載で楽しく夜が更けていきました。この時は夜空に星が瞬いていましたが・・

2月2()  5:00起床  6:30 訓練開始予定・・予報通りの雨で待機

        8:3011:00 ―― 比良とぴあ(温泉)のゲートボール場(屋根付き)で1/3システムの実地訓練を受ける

        11:0012:30  ―― 温泉入浴、その後反省会、そして解散

 ビニールシートの上で装備の確認  
救助者発見(意識の確認、負傷部位の確認)
 救助者をスケットストレッチャーまで運搬
片側4人、全8人のヒューマンチェーンで運ぶ
スケットストレッチャーは平坦なところに置いておく
 
シート梱包の前に救助者の足元が開かないように固定、
スリング120cmで8の字状に結ぶ
 
ロープの端末を8の字結び、足元から梱包
 シートに巻き付けたカラビナ(または雪玉)を
左右のロープでクローブヒッチの要領で結んでいく
 ロープ固定は膝、腰、左右の肩甲骨の4箇所
 
1/3システムの支点側 ここではマイクロトラクションを用い、
さらにプルージックで滑り止めを取っている
    
 
スケットストレッチャーの引き上げ開始 
メインロープ()は伸びの少ないスタテックロープを使用
 

スケットストレッチャー引き上げ中、
中央:メインロープ、左右各1本のロープで引き上げ時の方向制御

 
スケットストレッチャーを堰堤の段差の中、引き降ろし
 
堰堤を無事引き降ろし後はイン谷口近くまで引き降ろし
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