ヨーロッパアルプスを歩く

    
   シャモニーに滞在してモンブラン山群をハイキング 
 
 2016年7月8日〜7月20日 フランス シャモニー(CHAMONIX-MONT-BLANC)
 
朝焼けのモンブラン、毎朝6時前にベランダ
から見える。中央 奥の丸い山。
コーヒーを飲みながら眺めるモンブラン・・・。

      女性8名で毎日過ごした家
      このテーブルで食事。 
7/9(午前)
 シャモニーの街中にあるパルマとソシュール
 の像、パルマの指さす先にモンブラン。
 一日目は土曜マルシェで食料の買い出し、
 新鮮な野菜や焼き鳥、安い。 
     
7/9(午後)
  シャモニーから近いボソン氷河を見に行く。
  少額の滞在税を払うことでもらうゲストカード
  で乗り降り自在のバスに乗り、歩いて
  氷河末端まで。
  氷河はどんどん後退しているらしい。
  すぐ下のレストランで休憩。 
7/10
   エギュードミディー3842mまで大型の
   ロープウェイで一気に上がる。富士山
   よりも高いのでゆっくり行動、モンブラン
   が近くに。 大勢の人でにぎわっている。 

  3連の可愛いロープウェイでイタリア側の
  エルブロンネまで空中散歩、下を見ると
  登山の人がテントを張ったり、歩いていたり、
  モンブランだけでなく、針のように尖った
  針峰を目指す人も多い。 
     

 ロープウェーの中間駅で降りてメール・ド・グラス
 氷河までハイキング。反対側の山を眺め
 ながらのハイキング道には花がたくさん。
 モンタンベール鉄道でシャモニーに戻る。 

  今年は5、6月に雪が多く、アルペンローセが゙
  咲き始めたばかり、斜面に一面広がって
  いる。 ピンクのツツジ科の花。 
7/1112
   お天気今一つで、午後から雨の予報、
   早めにラックブランの小屋(宿泊)を目指す。
   ブラン湖も半分雪の中、見えている 水面は
   美しい青色。
     

角が大きく曲がったアルプスアイベックス、
(ヤギ属)急峻な山腹をたやすく移動する。
絶滅しかかっていたが、この地方で復活。
7/13
   シャモニーは雨で、イタリアのアオスタまで
   小旅行、モンブラントンネルをぬけると、
   クールマイユールは青空。
   一時間ほどでアオスタ 

  古代ローマの遺跡が残る町、ここは劇場、
  紀元前後のイタリアのすごい技に感心しながら
  おいしいピザ(安い)やジェラードを堪能する。
     
7/14
    ゴンドラで2000m付近に上ると
    こんな風景が広がる。
 
  40分程歩いて登山電車の駅に到着。
  この電車に乗って終点ニ・デーグルへ、
  モンブラン登山の取り付き口を見に行く。
  メンバーの一人は20年前に挑戦するも
  天候に阻まれ、頂上は踏めず。

     寒くて雨模様のこの日は標高が
     上がるにつれ雪景色になり、暖
     かい車窓からの風景は美しい。
     
7/15
     天気回復傾向の今日は
     花畑とモンブランビューを
     求めてバルム峠へ。
     

 ゴンドラとリフトを乗り継いで10分程
 歩くとスイスとの国境ラインとなる峠。
 あるもの全部身に着けてもまだ寒い。
      

     吹き上げる冷たい風を逃れて小屋
     に入り、暖かい飲み物でほっこり。
     サービスしてくれる素朴なおばあさん
     と青年にもあわせてほっこり。
     

     ここもアルペンローゼが満開!

 バスで少し戻って、グランモンテ展望台へ。
 下を見るとアルジャンティエール氷河トレッキングの
 人達が小さく見える。 奥が氷河。  

     帰りは中間駅でしばらくの〜んびり。
     標高は午前に行ったバルム峠と
     さほど変わらないが、空気も暖まって
     いて、風も無く気持ちいい。
     
7/16
   八人全員こんなことも体験。
   楽しかった人、ちょっと酔った人。
7/17
 今日もモンブランビューと花畑を楽しみ
 ながら、ロープウェーの中間駅から別の中間駅
 まで、ほぼ平行移動の楽ちんハイキング。
 
  着いた駅から一気に2500mまでロープウェーで  
  上がると正面にモンブランがど〜んと大迫力。
  反対側は地層むき出しの荒々しい山々。
 
こんな風景に挟まれた細長いシャモニーで過ごした10日間
最終日は二組に分かれてそれぞれ好きなところへ。そしてお買いもの。もっと居たい? もう十分?
ホーム >>活動記録 >>年度別山行記録>>2016山行記録