春山合宿 奥穂高岳 涸沢岳 
 2016年4月28日()夜〜5月1日()  参加人数 9名

奥穂高岳を目指す明け方、午前3時半 満天の星がきらめく。
朝陽が昇り闇に包まれていた穂高連峰の稜線が浮かび上がる。
やがて山が朱色に染まってくる。モルゲンロートだ!! 
前穂高岳には有明の月がかかっている。
いざ出発。あずき沢の急登をひたすら進み穂高岳山荘に着く。
先ず涸沢岳に登る。山頂から北に槍ヶ岳の穂先が屹立している。
東南方向に前穂高岳、U峰からX峰の連なりがリズミカルだ。

南正面に奥穂高岳がそびえていて、これから登るルートが手に
取るように判る。

特異な形のジャンダルムが白い霧の中から姿を現す。
次は奥穂に登る。取り付きの岩場・はしごを登り、核心の雪壁を
ピッケル、アイゼンを効かせながら一歩一歩進む。山頂に立った。

北アルプスが一望できる。絶景が広がっている。
厳しい中にも楽しみがある。楽しみの中にも厳しさを持たねばと
肝に銘じ慎重に下りた。

無事に涸沢に戻った時の充実感はなにものにも変えがたい。

 
   涸沢岳からの展望  正面に奥穂高岳、右奥にジャンダルム
 コースタイム

428日(木)梅田2300発=さわやか信州号=
429日(金)小雨のち曇、晴
       530上高地BT・装備610700明神710800徳澤815900横尾9151010本谷橋10251230涸沢
       涸沢テン場1245テント設営14001500滑落訓練16001630夕食−2000就寝

430日(土)快晴のち雪
       起床330−涸沢テン場545750穂高岳山荘815840涸沢岳855915穂高岳山荘9301035奥穂高岳
       10401200穂高岳山荘12201430涸沢テン場ー1600夕食ー2000就寝

5月 1() 雪のち曇、晴
       起床400−涸沢テン場630720本谷橋735830横尾845925徳澤9401025明神1040
     11
20上高地ビジターセンター11401150上高地BT1210=タクシー=1235沢渡・風呂13401450松本駅前
     そば1600ー松本駅1653=しなの20号=1905名古屋19142006新大阪・解散

   
 奥穂高岳のモルゲンロート 前穂高岳にかかる有明の月  すっかり明るくなった奥穂高岳と紺碧の空
   
涸沢・テント場を出発  あずき沢を登り、穂高岳山荘を目指す
   
 あずき沢途中、涸沢ヒュッテとテント場が小さくなって  常念岳を見ながら、あずき沢の急登を行く
   
 涸沢岳3110m 登頂  涸沢岳山頂からの展望、北穂〜大キレット〜槍ヶ岳
   
 前穂ピークからU峰〜X峰への稜線  涸沢岳山頂からの展望を楽しむ 後方は笠ヶ岳
     
 穂高岳山荘にてこれから登る
奥穂高岳の
コースを観察する。 
 取り付きの岩場・はしごを経て雪壁に出る  雪壁を登る。 一歩一歩確実に進む
   
 奥穂高岳 3190m 登頂 奥穂高岳山頂より北アルプスを一望 
     
白い霧の中、姿を現すジャンダルム  奥穂山頂にてジャンダルムをバックに   笠ヶ岳を見ながら奥穂をあとにする
    
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