2016年3月19日(土)〜21日(月) 参加人数 7名 |
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昨年、冬山合宿で硫黄岳に行く予定だったが行けなかった。 強風の中、天狗岳・根石岳は通過したが箕冠山からオーレン小屋に 降りざるを得なかった。 根石岳と硫黄岳の稜線上に吹き荒ぶ強風に、怖いもの見たさの感じで、もう一度試してみたかった。そして今回その機会が訪れた。 そして迎えた縦走本番の早暁、満天の星が煌いていた。 やがて東の空が白み始め、どこまでも蒼い空が広がった。風は無い。 黒百合平から天狗岳、そして根石岳へ降る。硫黄岳の登りに入っても風が無い。信じられない気持ちである。 しかし、アイゼンを締まった雪にガシッガシッと効かせて、赤岳・阿弥陀岳の絶景を見ながら歩いていると、天が与えてくれたご褒美に感謝して、存分に楽しませてもらおうという気持ちになってくる。 嬉しくて、気持ちがフワッと浮いて、雪原を思わず駆け出したくなるような縦走でした。(こんな小学生のような感想文を書く私はいったい、何歳なのでしょうか?) |
硫黄岳から赤岩の頭へ、 |
コースタイム 3月19日 新大阪6:47=新幹線=7:38名古屋8:00=しなの3号=9:55塩尻10:09=10:37茅野駅10:37=タクシー10:50= 11:25渋ノ湯・装備11:50〜13:40黒百合平−テント設営14:30−15:00テント内で水作り−夕食−20:00就寝 3月20日 起床4:30−テント撤収・装備7:00〜8:10東天狗8:20〜8:40西天狗8:50〜9:10東天狗9:15〜9:35根石岳9:45 〜10:35夏沢峠10:55〜12:10硫黄岳12:30〜12:50赤岩の頭〜13:30ジョウゴ沢の滝14:10〜14:30赤岳鉱泉− テント設営15:30−15:50乾杯16:30−夕食−20:00就寝 3月21日 起床4:30−テント撤収・装備6:50〜8:05美濃戸・赤岳山荘8:35〜9:20美濃戸口・八ヶ岳山荘−9:30J&Nにて 風呂・反省会11:00−バス11:20=11:50茅野駅11:58=12:35塩尻13:03=しなの12号=15:01名古屋15:14= 新幹線=16:06新大阪・解散 |
黒百合平テント場夜明け東の空が白み始めて |
中山峠から東天狗岳・西天狗岳がくっきりと |
東天狗岳を目指す、 雪が多く岩が隠れて歩きやすい |
東天狗岳へもう少し、 雪と風が作る雪壁の芸術 |
東天狗岳山頂にて、労山旗を掲げて |
左から爆裂火口の硫黄岳、 奥に赤岳、阿弥陀岳 |
西天狗より遥かに 北岳、甲斐駒ケ岳、千丈ヶ岳 |
ゴツゴツとした東天狗に登り返す |
丸くふっくらとした西天狗を振り返る |
東天狗から降り本沢温泉への 分岐を過ぎ根石へ |
根石岳から双耳峰の天狗岳 |
根石岳からの降り、右に根石岳山荘 |
夏沢峠から見る硫黄岳 |
硫黄岳への登り、春の陽射しが照りつける |
硫黄岳へ、 ケルンに導かれて進む参加メンバー |
硫黄岳山頂、巨大な爆裂火口 |
硫黄岳へ横岳から登って来た登山者 |
硫黄岳の大パノラマ、 左から横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳、見飽きない |
硫黄岳山頂にて、大満足 |