ニュージーランドの旅  ミルフォードトラック&Mt.クック 『アオラキ』 
2014.01.17〜26 
 
  スイス、カナダと隔年で楽しんできた海外ハイキングの旅。 今回は14名+1名(前半は別コース、Mt.クックから合流)でニュージーランドへ。
  雨が多いとされるこの地域ですが、今回も幸いにして雨にあったのは2〜3時間だけ。青空の下、美しい景色を存分に楽しんできました。 


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伊丹から成田、オークランド(Auckland)、
クイーンズタウン(Queenstown)へ。
2回の乗換を経てホテルに着くまで約24時間。
翌日バスとこのボートを乗り継いでようやく
ミルフォードトラックの出発地点に到着です。



ボートで降っていた雨も上がり、
4泊5日のミルフォードトラックの始まり。


いきなりジャングルのような森。
木々にぶら下がるサルオガセ(地衣類)、
苔、シダ。今にも恐竜が顔を出しそう。
 
20分ほど歩いて、午後3時過ぎ一泊目のロッジに到着。
アフタヌーンティーをいただいた後、ガイドの方に植生などを教えてもらいながら周辺散策。 
どのロッジもシャワー、乾燥室完備で快適。朝はバイキング、昼食用には用意された材料で
各自好きなサンドイッチを作ります。果物やお菓子も用意されていて、より取り見取り。
途中にあるランチハットでは暖かい飲み物もいただけます。食事はハット内がおすすめ。
とにかく止まった途端サンドフライの集中攻撃。虫よけを現地で買って塗ったものの、散々かまれました。かなりかゆいです。

  
        山ブナ           一日50名までの制限があるガイドウオーク。日本、オーストラリア、イギリス   このシダは枯れた自分の葉を
      ブナの原種           カナダ、アメリカ、地元ニュージーランドから集まった40人で、4人のガイドに    栄養に生きるとの事。マオリの
                       サポートされながら歩きます。今回は日本人ガイドがいてラッキーでした。     人達はその生命力に憧れ、
                       ゲスト全員日本人でも  スタッフ全員英語のみという事もあるそうです。        新芽をモチーフのひとつに。

          

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ますますジュラシックパークの世界です。

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全長53.6kを三日間で歩くこのトレック
標高1000m程のマッキンノン峠を
越える以外はほぼ平坦な道。
でも三日間、7、8時間歩くのは結構ハードでした。



ポンポローナロッジと峠で出会った
いたずらっ子の山オウム、ケア。
ザックの中の 食べ物を狙っています。

三泊目のクィンティンロッジ

毎夕食、肉、魚、ベジタリアンの3種類から
選べます。今日は魚にしました。
鹿もラムも食べましたが、
特にラムは最高。
こちらの主食はじゃがいも。
必ずついています。


デザートになって現れたスタッフはこの姿。
大喝采でした!

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巨大なシダが目立ってきました。
ピンボケですが、その大きさ
分かってもらえるでしょうか?
 
渓谷に沿ってのトラックならでは
大小様々な滝も見どころです。

 
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最後の日はミルフォードサウンドクルーズ
外洋までの深いフィヨルドをぐるっと周遊。
オットセイやイルカの群れも見ました。
昨日の午後から今朝にかけて降った雨の
お蔭で切り立った岩を流れ落ちる
幾筋もの滝は迫力満点。

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Mt.クックへ移動途中のビューポイントにて
15名勢ぞろい。後方の白い三角がMt.クック


一次産業で成り立つニュージー。
休憩で立ち寄ったフルーツ店には
地元産もいっぱい。
大粒のさくらんぼが美味しかったー

昼過ぎにハーミテージホテルに到着。
早速フッカーバレートラックをハイキング

フッカーレイクが終点。
正面がMt.クック。そのすそ野を流れる
氷河の先端が湖に流れ込んでいます。


マウントクックリリーが一輪残ってくれてました。


花を終えるとこうなります。



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クライストチャーチ(Christchurch)へ。
2011.02.22に発生した地震による
爪痕はまだまだいたるところに。
バスにてぐるっと。

エイボン川沿いの素敵な邸宅も
ほとんどが今は空き家と聞きました。
外観は問題ないように見えますが、
中は住む状況にはないのでしょうか。 

楽しかった旅も、もう終わり。
翌早朝、帰路につきました。
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