大雪山系  旭岳〜トムラウシ山  
 2011.08.05〜10
コースタイム
  8月5日  伊丹空港発8:50=新千歳空港着10:40=JR=旭川駅着13:20=バス=大雪山白樺荘ユースホステル (泊)
  8月6日  ユースホステル・・・ロープウェイ6:00・・・姿見の池6:30・・・旭岳山頂8:05・・・間宮岳・・・北海岳・・・白雲岳分岐11:45・・・
         白雲岳山頂13:05・・・白雲岳分岐13:40・・・白雲岳避難小屋14:15 (泊)
  8月7日  白雲岳小屋発5:40・・・忠別岳10:00・・・五色岳12:05・・・化雲岳13:20・・・ヒサゴ沼避難小屋14:20 (泊)
  8月8日  ヒサゴ沼避難小屋発5:35・・・稜線合流6:25・・・北沼9:00・・・トムラウシ山頂9:40・・・東大雪荘17:00 (泊)
  8月9日  東大雪荘8:45=バス=JR新得駅=新千歳空港駅=レンタカー=モーラップ樽前荘 (泊)
  8月10日 樽前荘=樽前山登山口(天候不良によりお鉢廻りは止めて2時間弱の所要時間)=支笏湖休暇村日帰り温泉=
        新千歳空港=神戸空港(解散)
 
 素敵な宿で移動の疲れを癒し、明日からの
 なが〜い縦走に備える。
ロープウェイを降り、噴気を映す姿見の池へ。  火山礫や残雪で滑りやすい急下りを降りきって
振り返り見る北海道の主峰 旭岳。
   
 エゾコザクラの群落に花好きのメンバーが
 大喜び。この先も色とりどりの可憐な花に
 出会い、花三昧の山行となる。
 雲行きの怪しい中、ザックをデポして上がってきた
 白雲岳山頂にて。 
 白雲岳避難小屋とテント場が見えて今日の 
 行程終了。遠くで鳴る雷と空模様で小屋泊に
 決定し大正解。中でホットくつろいでいるとき
 屋根を打つ大粒の雨音が通り過ぎる。 
   
  小屋の周辺に咲く清楚なタカネツメクサ  食後、北海道女性3人組と男性2人と女性1人の
 関東3人組を巻き込んで我が関西5人組の一員
 のリードの下”ワンダーホーゲル賛歌”の大合唱!
 皆さ〜ん 強引な関西の乗りに快く(?)お付き合い
 いただきありがとうございました。
 今年塗り替えたばかりというきれいな白雲岳
 避難小屋前にて同じ関西出身の管理人さん
 に撮っていただいた1枚。 
 快晴の二日目、どんな風景に出会えるか
 期待に胸が膨らむ。
   
  雲のかなたに聳えるトムラウシを見ながら、  広〜い高根ヶ原を快適に歩を進める。      あちらこちらにけな気に咲くコサクサ
     その多さに大感激!! 
  振り返れば、昨日歩いた旭岳からの稜線。 
     
 深い青のリシリリンドウ      一面に広がるチングルマの綿毛
     白い花が咲く風景を想像してみる。 
 要所々に設置された木道の両脇に咲き誇る
 エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ) 
   
気品漂うキバナシャクナゲ       本日の宿泊地 ヒサゴ沼手前の
      斜面に咲く今が盛りのチングルマ 
  こちらは年月を重ねた木肌そのままの
  風情あるヒサゴ沼避難小屋。
  昨夜一緒に歌った関東組とはYHと明日
  も含め4泊を同宿する。すっかり仲間気分!
   
最終日 沼からいきなり大雪渓を登りトムラウシ
を目指す。慎重に雪渓を登りきったとき、可愛い
シマリスとしばしご対面。
     沼あり巨岩あり花々も咲き乱れて、
     自然が作り上げた美しい日本庭園。 
湿地に広がるイワイチョウの群落。 
   
 トムラウシ直下にある北沼。美しく山や雲を
映すこの沼の周辺で一昨年7月多くの方が亡くなられた。ご冥福を祈るとともに今日の快晴に
感謝し、山頂へもう一頑張り。
  なきうさぎの声に耳を澄ませ、岩場を登り詰めると
  ついに今回最後のピーク。我ながら良く頑張った。
  バンザーイ!!
  リーダー素晴らしい山行をありがとうございました。
 下り始めてすぐの南沼テント場。ここから先
 しばらく花や美しい風景を楽しみながら歩くが
 その後延々と続く林間コースにほとほと疲れて
 5時前ようやく今日の宿 東大雪荘に到着。
 先に着いた関東組と食堂で再会し、お互いの
 健闘を称えて乾杯!!!
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