地図とコンパスで・・・

県連では山歩きの基本に”読図”が位置づけされ登山学校でも読図の受講が必須になっています。 私も常々必要性を感じていまして、この度イケ面のMさんを講師役として実施しました。  実技だけでよい、と思っていましたが、講義も必要かなと思い直し依頼しましたら、出発前に一番大事な部分の講義を1時間ほどおこなってくれ実技に入りました。
往路は横池までですが、50m手前でカットし、風吹き岩へ向かいました。この地点でのコンパス合わせで、全員の進行方位が合致した時は講師とも全員の喜び声が起りました。風吹き岩に着くと緊張が途切れてしまいました。地図を読み、コンパスを合わせての頭を使っての歩行は疲れます。 その辺りが緊張限界だったような気がしました。歩き馴れた保久良道は地図も見ずどんどん下りました。途中で本庄山と金鳥山へ寄り道し、天井川公園に到着しました。講師が作ったテキストを頂き解散をしました。しっかりテキストを読み、本日身に付いた技術、知識を忘れないようにしよう、と思いました。
2011年3月27日 晴れ 無風  男3人 女性2人
コース: 岡本駅ー天上川公園ー保久良さん梅林下ー八幡谷東尾根ー金鳥山分岐ー森林管理道ー天上川源流ー横池南尾根ー中央稜ー風吹き岩ー本庄山ー金鳥山ー保久良山梅林ー天井川公園ー岡本駅
天井川公園での講義では拡大地形図で”これだけで覚えると誰でも出来る”を聞きました。 ポイントは「3P2L」です。これは秘密です。 続いてコース上の5ポイントほどで進行方向のコンパス合わせ練習を行い全員で確認し合いました。 お花摘みではありません。道がないので踏み跡らしき東方向への薮を登り戻ってくるところです。北を指していたコンパスの進行方向より自分の目を信用しました。
”どっちへいくのだろう” 本日のテーマである「現在地確認」と「コンパス合わせ」をきっちりせねば・・・と頭の痛いことでした。 天井川源流域に入りました。踏み跡もない薮でこの様な怪しい場所が横池に通じているのでしょうか?不安がよぎります。 本庄山424mです。あまり聞きませんが、三角点が胸を張っているようです。風吹き岩と金鳥山の中間にありました。
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