広照寺山〜高畑山(北摂)
今年のルート探索予定コースの一つに昼ヶ岳がある。過去3度ほど連れて貰ったが昔の事であり、地図も出来ていないし理解も乏しい。先ず連山南部の探索後、北部へ移ろうと目論んだが周遊林道捜査から開始する怖がりの単独探索では時間がかかる。体力、度胸が数段上のAさんが同行して下さる、との事で勇気百倍で、即南部縦走に突入した。   23日に広照寺山南東尾根西隣りの凹谷切り開きに入りそのまま谷を詰め南東尾根の中間辺りに   取り付き 南部 コース探索の目的は達成できた。  本日は南東尾根コースを辿る事と南部コースの  再確認を目的としたが・・・
2011年1月26日・晴れ、二人 ・ 地形図、木津 ・ 昼ヶ岳連山南部ルート調査
三田駅9:35==10:05波豆川口10:15−22ため池手前分岐ー32尾根派生窯跡ー11:18広照寺山西峰ー40寺山−55鞍部昼食12:40発−13:20展望ザレコブー13:50高畑山ー14:10高畑峠ー15:15六瀬支所バス停==16:05日生中央駅   
最後まで微かに切り開きが残っている程度のコースで境界線に合流しても境界杭は1本も見受けられなかった。
波豆川口バス停から西へ7分でため池の手前を北北東へ破線道に入る 破線道が炭焼き窯跡に出会うと0度方向へ切り開きがあり広照寺山南東尾根派生地点である。
炭焼き窯跡からの切り開きは平坦な0度方向で進むが凹谷が始まると320度の南東尾根と同一方向に変わる。A氏に平行誤差を説明したがよく理解できていない様子だった。凹谷を直登するA氏の意思行為を尊重した。 登るに従い斜度と藪が激しくなるが、磁石は270度へ振り方向確保もされているし通常手段の支尾根に取り付くより面白みがある。此方は地形、コンパス方向は確認しつつ土壇場までは口出しを控え後塵を拝することにする。
広照寺山は水平に東西に150m広がっているので何処かに辿り着くと考えていたが、マグレで目指した西峰に正確に到達した。 後方には次に目指す寺山が見えている。 右峰は北への屈曲点になるがA氏は直進した後、間違いに気がつき戻った。 寺山はこの連山唯一の三角である。急登斜面ををジグザクで登る。 下りは340度へ進んだ後、0度で支尾根に入る。鞍部への急下降は斜面なのでコンパス方向を外してはならない。単独なら不安で引き返す場所だ。
ザレコブで大船山と手前に重なっている東大船山を遠望。コブ手前は南北に長い閉局が3つ続き隠れピークの乱立による数え間違いの為、不安が募る。ザレからの実際方向は高畑山方向へ進む。地図の境界線より少し左へ振っている。 境界線とズレる中、高度400mで完全に境界線尾根からズレた30度方向の切開き斜面を発見し高畑山方向へ下った。地形図通りの境界線の尾根も調べてみたが、下るに従って薮がひどく漸進困難になり境界は消滅している。 
鞍部で境界線ルートに合流し明確な支尾根が高畑山稜線へ続いている。稜線からの急登が終ると高畑山に到着する。 倒木と薮の下り尾根を破線コースをズレ鳥飼山方向へ下る為、峠の西へのズレを覚悟し、東方向への支尾根分岐を捜しつつ下ると、H435で30度へ屈曲したと思うと、ヒョイと高畑峠へ舞い降り朽ちた地蔵さんが迎えてくれた。
「羽束の郷土史」で探索した大船山街道の峠である。

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