秋の八ケ岳 (横岳〜赤岳〜阿弥陀岳)  平成21年10月10日〜12日


<山行データ>
 ☆参加人数 :6名(男性:1名、女性:5名)
 ☆コースタイム
  10日(土)
   新大阪6:47-名古屋7:39-8:00塩尻9:52-10:09茅野-11:20美濃戸口11:50-12:00やまのこ村12:48-13:05堰堤広場13:50
   -14:00赤岳鉱泉14:48着
  11日(日)
   起床4:30-食事4:50-出発6:32-6:37赤岩の頭7:21-7:30硫黄岳-7:55合座の頭8:43-8:52横岳9:15-9:30三叉峰10:05
   -地蔵の頭10:53-天望荘(トイレ)10:40-11:00赤岳頂上11:30-中岳12:37-12:45阿弥陀岳13:20-13:40中岳沢分岐14:06
   -14:09行者小屋14:48-14:55赤岳鉱泉15:25-乾杯15:30-夕食17:50-就寝20:30
  12日(月)
   起床4:30-食事4:45-テント撤収(15分間)-赤岳鉱泉6:20-堰堤7:15-7:23やまのこ村8:05-8:17美濃戸口8:54
   -10:20茅野駅11:57-名古屋発15:11-大阪



10日
 電車を乗り換えての茅野駅。駅前のそば屋で昼食をとる。タクシーで美濃戸口へ行く途中、山の方に目をやると唐松の黄色が鮮やかに映る。美濃戸口に着いて、色づき始めた赤や黄色の葉を見ながら歩いていく。
 やまのこ村の山荘近くで、「みなと労山仲間」が雪崩にあい、尊い命が奪われた、その慰霊碑に合掌した。(帰るときも)
 堰堤で立ち休憩。肌寒い。赤岳鉱泉まで大小いくつかの丸木橋を渡り、北沢沿いに左岸右岸を繰り返し行く。小屋に着き、バラバラときそうなあやうい天気、ここまで来ると寒い。手袋をしてすぐテントを張る。中に入ってからすぐ霰がふった。

11日
 ぐ〜んと気温が下がったかなと思ったけど、さほど寒くはなさそうだ。一枚余分に着てフリースの手袋をする。朝早い出発なので、ゆっくり進む。深い針葉樹を急登しながら朝日が昇って明るくなってきた。
 赤岩の頭につき、硫黄岳を目指す。雲ひとつない素晴らしい青空でまったくの無風。台座の頭で360度の大パノラマ、御岳、乗鞍、槍、穂高が見える。わ〜富士山が鎮座する!!


中岳周辺より


硫黄岳周辺

 喜びもつかの間、緊張が高まっていく!!今から横岳、八ケ岳連峰の中でもスリリングな縦走路の核心部(鎖やハシゴが多い)を通過するからだ。反対方向からも人はくるので順番である。一枚岩の下りはステップが刻まれて、鎖が架けられている。UP、DOWNをくりかえし、赤岳天望荘まで来た。そこから、岩稜の急登を一歩一歩、・・到着〜!!とリーダーの声。八ケ岳頂上からの360度の展望は素晴らしい。富士山がでっかく裾野まで見える。
 この後、中岳を越えて阿弥陀岳に向かう。最後の登りとガンバル。またまたの急登だし、浮石がやけに多い。お互いに声をかけながら確実に一歩一歩と阿弥陀岳到着!!やったー?
 中岳沢分岐から行者小屋、そこから又赤岳鉱泉まで帰ってきた。

12日
 早朝の霜が降りた丸木橋は滑りやすい。美濃戸口まで無事故で行かねばとひきしめ、帰路を行く。
 やまのこ村山荘、美濃戸口まで来た。風呂に入ってさっぱりする。昼食は、茅野駅にきたら必ず寄るという「更科」で。場所が変わって新装オープンしていた。満足・満足。