13日(木)
曇り空の中、朝日岳目指し出発。木道と泥道に足をとられながら、高度を上げていく。水がながれる谷筋や緩やかな斜面には色とりどりの花々が今を盛りと咲き誇り、目をたのしませてくれる。今年は梅雨明けが遅れた為、この時期でも充分に花を楽しめたのかも?
水のあるところは虫も多く虫除けスプレーは欠かせない。予報どおり、雨も途中から降り出し視界は不良。頂上はガスと風雨で早々に朝日平へ向かう。急下りを疲れた脚で進むと、草原の先に素敵な三角屋根発見。小雨の中テントを張り、中で濡れた衣服を乾かす。
14日(金)
薄暗い中、水平道へ向かう。今日の天気は回復傾向とのことで、つかの間青空も見えるが、雨もパラつく。
少しずつ高度が上がり、ガレ場が目立ち始めると可憐なコマクサが顔を出す。雪倉に近づく頃には、どんどん青空が広がり、頂上では360度視界良好。今日の宿泊地白馬大池もきれいに見えて、ようやく夏山にきたと実感。
三国境で荷物をデポし、1人居残り7名白馬山頂ピストン。小蓮華からの下り、今日も疲れきった足腰に鞭打って、大池小屋へ。ありがたい強い日差しで、濡れている物全てを乾かし気持ちよくテントに入る。今宵は満天の星。

白馬大池と赤い屋根の小屋
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朝日岳をバックに雪倉岳へ
15日(土)
雨飾は8名とも初の山。名前からやさしい山を想像していたが、なんと急登の連続。ちょうど中間地点にあるきれいな沢がホット一息の癒しの場。ガレ場と粘土質の滑りやすい足元に細心の注意を払いながら、暑い日差しの中頂上を目指す。頂上は双耳峰で、360度の眺望があり気持ちがいい。裾にあるブナの大木たちもすばらしい。
16日(日)
途中、徳光ハイウェーオアシスで購入し、昼ごろPAで食べた海鮮丼が楽しみの最後の〆。大満足!!
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