新緑の蓼科山  平成21年5月22日〜24日


<山行データ>
 ☆参加人数 :4名
 ☆コースタイム
  23日
   6:00登山口 〜 7:30蓼科山荘 〜 8:20蓼科山頂 〜 10:30登山口



22日(金)14:00 JR尼崎 出発  名神工事のため渋滞を予想して早めの出発にする。雨が降っていたが明日はよい天気になるはず。5人乗りの車だが荷物を積むと4人でいっぱい。工事中の長い一車線規制をぬけて諏訪SAで夕食にする。ここで7時、諏訪ICで下りるともう暗くなっていた。ナビを頼りに大門街道をひた走り、蓼科山の麓に何とか到着、暗い中テントを張る。


 

23日(土) 蓼科山
 6時出発、7合目登山口から登り始める。最初は緩やかな山道が次第に急登になる頃、山頂近くに雪が見え始める。「えー!」アイゼンは持ってきていない。「無理なら引き返そう」と言いながら登っていくが、やっぱり雪が残っている。北側の斜面なので最後まで残っているのであろう。
 蓼科山荘に到着、山荘の人に「貸しアイゼンがありますよ」と言われてそれを借りることにする。ここから山頂まではかなりの急登、雪もしっかりある。けれども雪は緩くなっているし、フィクスロープを張ってくれているので、アイゼンなしでも登れそうである。私たちはアイゼンを付けてゆっくり登る。雪と岩の急な登りで「春山に来たみたいやなあ」と言いながら慎重に登っていく。やがて蓼科山頂ヒュッテが見える。そこからは雪はまったくなし。広い山頂は岩がゴロゴロ、風も強くて写真を撮った後早々に引き返す。
 急な雪の斜面を慎重に下りて蓼科山荘着、ここで貸しアイゼンを返して休憩、何とチーズケーキで60歳の誕生祝い。私のためにこんな山の上まで持ってきてくれて・・・感激!いよいよ還暦の仲間入り。今年の還暦組はたくさんいるので心強い。
 おいしいチーズケーキと紅茶を呼ばれて下山開始、今日は土曜日なので登ってくる人も多い。天気は上々、芽吹き始めたカラマツの緑が美しい。下っていくにつれ緑が濃くなってくる。青い空と緑のカラマツ・・・これを見に今日は来たのだった。