12月30日
大阪駅を7時出発。あまりすっきりしたお天気ではありませんが、中央道の諏訪インターを降りると暖か〜い。
山に掛る雲はレンズ雲みたいな雲がいくつか重なって、なんだか怪しそう・・・くずれるかな?不安を抱えながら登山口の渋の湯へと向かう。
賽ノ河原は風がきつく、寒そうなお地蔵さんがぽつんと寂しそうです。今日のチゲ鍋の材料が重たく肩に食い込みます。
3時間弱で白駒池のテント場到着。思ったより暖かくほっとします。青苔山荘のご主人が白駒池に穴を開けてくれており、ここで水を汲みます。
12月31日
この日は小屋でスノーシュー借りて一日遊ぶ(ストック付きで2000円)。まずは白駒池一周しましょう。風雪紋がとてもおもしろい形を描いています。奥庭では樹氷がキラキラ輝いて綺麗。麦草ヒュッテが白い樹林帯の中でおとぎの国みたいにかわいい。
風はほとんど無く穏やかでヒュッテのワンちゃんが人なつっこく何度も寄ってきます。スノーシューに慣れないので悪戦苦闘します。
茶臼山山頂2384mでは、遠くに南アルプスが見え、正面には中央アルプス、 蓼科や横岳へ登るロープウェー駅まで見えます。天望が良く南には明日行く天狗岳や阿弥陀も望めます。
この日はここで引き返すがここの急な下りが大変。スノーシューで滑りながら降りるのが難しい。小屋の主人曰く前を少し浮かして滑り下りるのがいいらしい。
大晦日はおおいに飲もう。いつものことながらアテ多い。

北八ヶ岳
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スノーシュー
元旦
テント場の木々の間から、陽が差し込む。初日の出だ〜!
この日はアイゼンを着け東天狗までの道のり。元旦とあって高見石小屋は賑わっています。窓に雪の結晶が張りついていて綺麗です。
高見石展望台から昨日行った山が良く見える。 山梨県のみずがき山や金峰山が遠くに見える。中山からの東天狗が格好良く聳えていて、バックの青空に雪の白が良く映える。
天狗を乗り越す風はとても強く、以前ザックカバーを飛ばされた経験がある。リ−ダーから何度もアイゼンの点検と突風に備えての心構えの注意を受ける。目だし帽を着け、覚悟を決め、登り始める。が何と穏やかな風。東天狗も微風・・良かった。
下りなのに、高見石小屋までの何と長い事。気が緩んだ事と、疲れが出てきた為でしょうね。この日はまずはお屠蘇を頂き、チジミを焼き、煮豆・煮物などどんどん出る。
2日
もう下山の日になりました。気がつくとあっという間の4日間でした。賽ノ河原から下界が幻想的な世界が広がっています。天候にも恵まれ、良く食べ、良く飲み良く遊びました。
気温は初日の早朝5時半はマイナス17℃。2目はマイナス16℃・登山口マイナス10℃、帰ってきて、大阪の夕方6時30分で7℃その差24℃。大変な差です・・・でも雪の世界はいいですね。吹雪かないかぎりですが。
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