4年前に市民ハイクで仏隆寺を訪れている。その時の写真を見ると彼岸花の鮮やかな赤色が目立っているので今年も・・・と期待しながら出かけた。
　バスの便が不便で10:15を逃すとなかなかない。新しいトンネルができていたりして高井まではあっという間。里山の雰囲気が漂う山間の集落を抜けていく。地域の人たちが道端の草を刈って掃除をしてくれている。仏隆寺に近づくが彼岸花の赤い色が見えない。やはり今年はまだのようである。
　まっすぐな茎はたくさん出ているがまだ蕾、チラホラと咲いている。花を求めてのハイキングはほんとに難しい。ピッタリの時期にはなかなか行けないが里山歩きを楽しむことにする。

　昼食休憩の後このコース唯一の山道へ、でも１５分で唐戸峠へ出る。風が通り抜けて涼しい。ここからはりっぱな広い林道歩き、途中、「竜鎮渓谷」を通るハイキングコースが分かれており、いつかここも歩きたいねと話しながら「腰折地蔵」に着く。室生の集落が見渡せる。
　ショートカットで西光寺へ、樹齢300年という枝垂桜があり、春はここもいい。室生寺は希望者のみ拝観、石楠花の季節は美しい花が咲き乱れている。暑かったのでかき氷を食べてバス停に並ぶ。