夏山山行 八ヶ岳(硫黄岳)  平成20年8月18日〜20日


<山行データ>
 ☆参加人数 :5名(男性:1名、女性:4名)
 ☆コースタイム
  18日(月)
   新大阪7:47-8:39名古屋9:00-10:52塩尻11:05-11:41茅野12:20--12:46美濃戸口13:10-13:00美濃戸10-16:00赤岳鉱泉
  19日(火)
   赤岳鉱泉5:17-6:35稜線45-7:10硫黄岳20-8:30赤岳鉱泉9:40-11:48美濃戸
  20日(水)
   美濃戸6:35-7:23赤岳鉱泉9:36-10:30茅野11:01-11:30塩尻12:03--13:55名古屋14:20-15:30新大阪10:42-15:58尼崎



18日
 新幹線から乗り継ぎ茅野にはお昼前到着。いつもの蕎麦屋、わさびとろろ蕎麦で栄養をつける。タクシーで美濃戸口へ。帰りはここで入浴する為、着替えを預ける(100円)。
 八ヶ岳は初めてのNちゃん、3年ぶりの夏山だと言うKさん、怪我復帰のYUちゃん、冬山に備えルートの確認をするUさん、そして避暑のつもりの私。さてどんな山旅になるでしょう。
 美濃戸の慰霊碑に安全登山の祈願を終え、赤岳鉱泉まで3時間の道のり。お天気も良いので、お花を見ながらゆっくり楽しく行きましょう。
 避暑地みたいな林道歩きはNちゃん曰く八ヶ岳は高級な山??
 きれいな北沢を何度か渡り、やっと赤岳鉱泉に時間通り到着。きれいなウッドベースのテント場が出来ている。ここは1人1000円アップらしい。高いな〜我々は普通のテント場で十分です。
 今回の日程は行動食が少なくて済むので初日は鍋物です。久しぶりだな〜(先週は縦走だった為、寂しい夕食だった)おつまみもいろいろ出てくる。茅野の駅前で買ったミニ胡瓜の漬物がとてもおいしい。山に飢えている人達の話は尽きない・・・



美濃戸でおいしい物でも食べようかな


赤岩の頭 冬は強風で前に進めません

19日
 4時起床。予報では午後から雨らしいので早々準備にとりかかるが、テントを出るとポツポツと雨が降り出し、次第に激しくなり止みそうにない。雨具の上下を付け、出発。
 稜線に出てもガスで何にも見えない。YUちゃんがいかに冬の突風が怖いか、初めてのNちゃんに説明をしている。Nちゃんは2月の一番厳しい八ヶ岳山行を希望したが回りに止められ、まず夏の八ヶ岳体験をしに今回やって着た訳です。もう一つ彼女は高山病持ちなので、果たしてどこまで元気でいられるかが問題です。ここは2500m位ですがまだ元気です。高度が上がるに連れ、次第に風がきつくなる。
 硫黄岳のロボット雨量計測跡の小屋で風を避け、計画の見直しをする。赤岳までぐるっと回るはずだが、危険を避け下山することになった。
 8:30赤岳鉱泉に到着。小屋でおいしいコーヒー(300円)を飲みながらまた相談。時間が有りすぎるし天気が回復する気配はない。雨の止んでいるうちにテントを撤収して美濃戸まで下りよう。やまのこ小屋のまん前でテントを張り2時半頃より反省会〜。ここまで降りると野菜が手に入り、ついでにワインも買い宴会。ここで泊まる人も少なく、静かでゆったりした時間が流れる。

20日
 5時起床。この日は美濃戸口まで下りるのみ。お風呂で汗を流し、バスで茅野まで、塩尻〜名古屋で新幹線乗り換え、尼崎には4時前に到着。皆様お疲れ様でした。