北アルプス赤木沢と黒部五郎岳縦走  平成20年8月13日〜16日


<山行データ>
 ☆参加人数 :3名
 ☆コースタイム
  13日
   折立6:51発→10:02着太郎平10:25→12:30薬師沢
  14日
   薬師沢5:00→6:20赤木沢出合→7:53大滝→8:45源流(お花畑、藪こぎ)→9:57稜線登山道
   →11:35黒部五郎岳→13:45黒部五郎小舎
  15日
   黒部五郎小舎5:35→6:46三俣蓮華岳→8:35双六岳→9:28双六小屋9:53→10:53弓折乗越
   →11:38鏡平12:00→13:20秩父沢13:35→14:15林道出合→14:30わさび平小屋
  16日
   わさび平小屋6:15→7:18新穂高温泉



13日
 昼すぎには薬師沢小屋に到着し小屋の前に設けられた桟敷で眼下の黒部上流の沢を見ながら3名で明日の本番を祈念しつつ、ビールで酒盛りとなる。小屋には続々と沢族がやってくる。

14日
 4時起床、朝飯は暗い桟敷で食べ、沢装束の用意と軽い準備体操をして薄暗い中、奥の廊下(沢)に入渓。約1時間20分で赤木沢との出会いに到着する。ここからきれいな沢のオンパレード。高巻く箇所もあるが快適な沢登りで美しい沢をいくつか越えると、難所の大滝に到着する。足元にはサンショウウオの稚魚を発見する。
 大滝に向かって右側に取り付き草つきの急斜面を高巻きする。そのあとは沢の分岐を左側、左側と進み、源流にほどなくたどり着き、お花畑の横で沢靴から登山靴に履き替えた。


きれいな滝が続く


美しいナメ滝

 その後這い松等の樹林帯を藪こぎしながらやっと縦走路にたどりつく。やがて黒部五郎への急登にさしかかり昼食をさっと食べ頂上を目指す。途中雷鳥の出迎えを受けたあと、山頂で「黒部五郎岳2840m」の看板を持って記念撮影して直ちに下山開始。ガスにつつまれた黒部五郎のカールを横目に黒部五郎小屋を目指す。

15日
 当初は双六小屋に宿泊の計画であったが前日の天気予報が悪天予想であったので、小雨の中一気に鏡平小屋を通過して小池新道を下り途中雪渓のある秩父沢で休憩後、林道を経て目的地わさび平小屋に到着後、ベンチにで生ビールで無事の下山を祝い祝杯。