北海道(夕張岳・幌尻岳)  平成20年7月24日〜28日


<山行データ>
 ☆参加人数 :3名
 ☆コースタイム
  24日(木)
   伊丹空港13:35--15:40千歳空港--レンタカー15:40--17:05インター--17:37夕張IC--18:10林道--18:40駐車場18:55
   --19:10夕張ヒュッテ
  25日(金)
   起床3:00--ヒュッテ4:15--5:30分岐--6:00石原平--6:13望岳台30--6:50水場7:00--7:05:前岳湿原--7:50水場8:00
   --8:50山の神社9:00--8:55夕張岳9:25--10:02水場10---12:20ヒュッテ50--13:00駐車場08--移動--14:00コンビニ14:18
   --16:30幌尻ゲート
  26日(土)
   幌尻ゲート5:00--7:00取水口--7:18取付30--9:00小屋35--8:45命の水9:00--12:30お花畑--13:42幌尻岳14:14
   --16:10七つ沼カールテント場
  27日(日)
   3:00起床--テン場4:42--5:12稜線--5:43トッタベツ岳6:00--6:23分岐(荷物デポ)6:30--7:08北トッタベツ岳7:15
   --7:50分岐8:00--9:34沢10:00--10:35小屋45-12:21-取水口30--13:52ゲート--14:20幌尻ゲート
   --16:03びらとり温泉17:07--仕入--19:40樽前ヒュッテ
  28日(月)    樽前ヒュッテ散策---支笏湖畔(丸駒温泉)-ビジターセンター--サケふるさと館(道の駅)レンタカー--
   --千歳空港----神戸空港



24日(木)
 千歳空港からレンタカー会社まではその会社専用のバスで移動。初日は幌尻岳を計画していたが、東北北部に前線があり北の夕張岳に変更。千歳空港で降っていた雨が北上するにつれ止んで晴れてきた。
 途中、夕張メロンとトマトと行動食を買い、ガタガタの林道に入る。キツネが飛び出し、鹿がピョンピョンと跳ねまわっている・最後はヒグマがデ出た〜怖〜わ  林道終点でテント張るはずだったが、ヒュッテまで行こう・・19時前だがまだ明るい。大声を出しながら、喘ぎながら鈴ならしながら到着・・・めちゃ早かった。
 テント代はただ。山旅の前途を願って乾杯・・夕張メロンが出回っている物と違いめちゃおいしい。トマトがとっても甘い・・・初めての甘さに感激。

25日(金)
 北海道の夜明けは早い。楽な谷道を行く。エゾフウロウ・エゾシオガマ(白・ピンク)・エゾツツジ・アズマギクなどは本州と違いこの土地独特な形と色。前岳湿原にはアヤメ・リンドウ・イワブクロ・イチヤクソウやワケギはネギ臭い匂いを放つ。
 本来夕張は計画には無かったけど、北海道出身者に奨められて来て正解だ。水がとてもおいしく、お天気もよく一時計画に入れていた芦別岳が正面に見え最高です。
 頂上では72歳から登山を始め80歳になるという九州から来た後期高齢者さんに元気をもらい、写真を楽しみ、きつい尾根を下り、次の幌尻岳へ向け、コンビニで食糧調達しながら移動。車止めゲートにつく頃は雨が降り出す。


板敷きのトレイル


トッタベツ岳山頂

26日(土)
 昨日の雨は止み晴れている。小屋は満杯(予約制)なので、頑張って七沼カールまで頑張ろう。沢を20回くらい渡渉してからの小屋からの上りのきつい事・・・・命の水で生き返った・・・おいし〜い。お花畑ではガスっていたが、山頂近くなると晴れた不思議。
 先に出たツアー者、頂上では生憎ガスの中。一生懸命、林道を2時間歩いた我々に神は味方してくれた。幌尻岳山頂で十分満喫した。その後の七沼カールまでの下りが遠かった事。疲れた足に渇入れてごろごろ石道を慎重に。テント場は高山植物の絨毯、別世界です。沼だから虫も多い(これには閉口)。

27日(日)
 今日も晴れ。稜線を上がると昨日歩いた稜線と幌尻岳がくっきり浮かび上がる。小屋からはかなり急な尾根で、やはりしんどかったはず・・・納得。トッタベツ岳から降りた分岐で荷物をデポ。北トッタベツ岳まで足を延ばす。小屋ベースでぐるっとまわった形で沢を下山。水位はこの天気で下がっていた。不安定な天気の2日間良く晴れてくれたものだ。再び次の山、樽前山に向い、温泉と食糧調達して移動。

28日(月)
 樽前山に登る予定でしたが、最後の日は雨・・・1時間樽前山を散策。今回の目的は幌尻岳だったので良しとしよう、最高の5日間でした。初、神戸空港に到着。