24日(木)
千歳空港からレンタカー会社まではその会社専用のバスで移動。初日は幌尻岳を計画していたが、東北北部に前線があり北の夕張岳に変更。千歳空港で降っていた雨が北上するにつれ止んで晴れてきた。
途中、夕張メロンとトマトと行動食を買い、ガタガタの林道に入る。キツネが飛び出し、鹿がピョンピョンと跳ねまわっている・最後はヒグマがデ出た〜怖〜わ
林道終点でテント張るはずだったが、ヒュッテまで行こう・・19時前だがまだ明るい。大声を出しながら、喘ぎながら鈴ならしながら到着・・・めちゃ早かった。
テント代はただ。山旅の前途を願って乾杯・・夕張メロンが出回っている物と違いめちゃおいしい。トマトがとっても甘い・・・初めての甘さに感激。
25日(金)
北海道の夜明けは早い。楽な谷道を行く。エゾフウロウ・エゾシオガマ(白・ピンク)・エゾツツジ・アズマギクなどは本州と違いこの土地独特な形と色。前岳湿原にはアヤメ・リンドウ・イワブクロ・イチヤクソウやワケギはネギ臭い匂いを放つ。
本来夕張は計画には無かったけど、北海道出身者に奨められて来て正解だ。水がとてもおいしく、お天気もよく一時計画に入れていた芦別岳が正面に見え最高です。
頂上では72歳から登山を始め80歳になるという九州から来た後期高齢者さんに元気をもらい、写真を楽しみ、きつい尾根を下り、次の幌尻岳へ向け、コンビニで食糧調達しながら移動。車止めゲートにつく頃は雨が降り出す。

板敷きのトレイル
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トッタベツ岳山頂
26日(土)
昨日の雨は止み晴れている。小屋は満杯(予約制)なので、頑張って七沼カールまで頑張ろう。沢を20回くらい渡渉してからの小屋からの上りのきつい事・・・・命の水で生き返った・・・おいし〜い。お花畑ではガスっていたが、山頂近くなると晴れた不思議。
先に出たツアー者、頂上では生憎ガスの中。一生懸命、林道を2時間歩いた我々に神は味方してくれた。幌尻岳山頂で十分満喫した。その後の七沼カールまでの下りが遠かった事。疲れた足に渇入れてごろごろ石道を慎重に。テント場は高山植物の絨毯、別世界です。沼だから虫も多い(これには閉口)。
27日(日)
今日も晴れ。稜線を上がると昨日歩いた稜線と幌尻岳がくっきり浮かび上がる。小屋からはかなり急な尾根で、やはりしんどかったはず・・・納得。トッタベツ岳から降りた分岐で荷物をデポ。北トッタベツ岳まで足を延ばす。小屋ベースでぐるっとまわった形で沢を下山。水位はこの天気で下がっていた。不安定な天気の2日間良く晴れてくれたものだ。再び次の山、樽前山に向い、温泉と食糧調達して移動。
28日(月)
樽前山に登る予定でしたが、最後の日は雨・・・1時間樽前山を散策。今回の目的は幌尻岳だったので良しとしよう、最高の5日間でした。初、神戸空港に到着。
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