吉野行き急行8:20に乗車、長い電車の旅、車窓からは満開の桜があちこちにたくさん見える。「ここで花見したらええやん」と言いながらやっと大和上市に到着。バスに乗り換え宮滝で下車、「宮滝醤油」が有名だということでバス停のすぐそばに古い建物がある。
吉野川にかかる橋を渡り、山里の集落の間を抜け、のんびりとした道が続く。「ホタルの里」という看板もあり、清流が流れている。道ばたには「しょうじょうばかま」の花がやさしいピンクの花を咲かせている。

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やがて杉林の中の山道となり、滝の見えるところで休憩。そこからもゆるい登りが続き、やがて御園への分岐に出る。分岐を左にとって登っていくと、上千本の表示、さらに行くと車道に出る。全山がピンク色に染まるという吉野の桜・・・でもまだ少し早くて下千本あたりは咲いているが、その上はつぼみ。残念と言いながら高城山の展望台まで足をのばしお昼にする。
帰りは観光客の間をぬって利き酒もしながら近鉄吉野駅へ。
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