比良に近づくにつれて山並みの稜線が白い。思っていたより雪が少なく感じるイン谷口を過ぎると雪遊びを楽しんでいるファミリーが何組もいる。自然に浸っている子供たちを見るとこちらも嬉しくなる。
ダケ道を進む。トレースがあり、踏み外すとズボッと入ってしまうが、比較的歩きやすい。が汗が吹き出る。
カモシカ台あたりから小雪が舞い、風も出てくる。北比良峠に着くと琵琶湖に浮かぶ竹生島がきれい。ここは風が吹き荒れているので地肌が出ていた。ここからはトレースがなく雪が深いのでワカンを装着、藪を払いながら進む。
天候が冬型に変わり吹雪と化す、目的地コヤマノ岳は風当たりが強そうなので八雲が原にて幕営地変更する。

雪が深い
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テント設営中
雪を踏み固め、テント設営。中に入ると暖かい(3度)。水を作り夕食を作りながら懇親会の始まり、これだからテント生活はやめられない。外は冬型が強まり吹雪、風がうなっている。夕食後、外を見ると40センチほどの新雪、景色が一変していた。テントの雪払いも夜中に2回、朝を迎えても天気回復の兆しなし、一夜で70センチほどの積雪、下山決定。スキー場跡から交替でラッセルしながら北比良峠へ。
トレースは消えてしまっているので新たにコースを取る。腰まで雪に埋まりながらのラッセルは大変だが、変に楽しく感じるのは遊んでるからか?雪に遊ばれてるよ。仲間と一緒だから心強いんだね。
昨日の景色から一変した大山口、思わず記念撮影しましょ。
「ひらとぴあ」温泉に直行、さっぱりして帰路に着く。
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