思いがかなった飯豊山  平成19年7月25日


☆山行データ
 参加者:2名(H、T)

☆コースタイム
 7月25日 * 晴れ(夜から雨の予報) *
   新大阪(7:10) 東京(10:08) 郡山(11:43) 会津若松(13:07) 山都(13:36) バス山都発(13:40) 川入り着(14:25) [徒歩] 川入りキャンプ場(15:00)
  26日 * AM雨PM晴れ *
   起床(4:00) 出発(5:15) 御沢登山口(5:25) 岩清水(8:00) 三国小屋(9:15) 七森(10:45) 切合小屋(11:50) 草履塚(12:55) 本山テント場(14:25)
  27日 * 快晴 *
   起床(3:45) 出発(5:15) 飯豊山頂(5:45) 御西小屋(7:20) 大日岳(8:45) 御西小屋(10:10) 天狗の庭(11:20) 烏帽子岳(13:15) 梅花皮岳(13:45)
   梅花皮小屋(14:10) 北股岳(14:47) 門内岳(15:45) 門内テント場(15:50)
  28日 * 快晴 *
   起床(3:45) 出発(5:10) 梶川尾根分岐(5:30) 梶川峰(6:45) 五郎清水(6:57) 湯沢峰(8:25) 登山口(9:55) 飯豊山荘(10:05)


 東京周りで、福島県磐梯山をローカル線に乗ってぐる〜っと廻って目指す飯豊山登山口。山都駅より川入りへはバスが一日に二便。終点川入りから林道を歩くこと30分、川入りキャンプ地へ到着、夜から午前中にかけては雨の予報。
 翌朝、朝食を済ませた後、小雨の中、傘をさして歩く。標高差1600Mの始まりだ。
 地蔵山手前で岩清水があり、とても冷たくておいしい水だった。剣が峰の岩稜辺りからお花が顔を出し始め、ヒメサユリも姿を現し、楽しく歩く。今日の宿泊予定の切合小屋に着き、時間が早いので飯豊神社まで進むことにする。雨も上がり、ハクサンコザクラ・チングルマ・チシマギキョウ・ヒナウスユキソウ・シラネアオイ・ウツボグサ・シャジン・イワハゼ・マツムシソウ・ニッコウキスゲ等、多くのお花に励まされ本山テント場へ。ここは水場が近く、風除けの石も積んであるので快適だ。5分ほど上がって神社へお参り。満天の星空、天の川が美しい。
 翌朝、日の出 吾妻山の上に出た 右手には磐梯山雲海が広がっている。いいねぇ。今日は快適な稜線歩き、期待通りのお花・お花。特にニッコウキスゲがすごい。


飯豊山

ニッコウキスゲ

 御西小屋から大日岳をピストン、小屋番の方にこれから先の道の状態を確認。「雪渓に気をつけて」の言葉をいただく。雪解け跡には可憐な花が咲き・・・・!
 多くの雪渓を越えて、烏帽子岳〜梅花皮岳を降りると梅花皮岳小屋。ゆっくりでいいじゃない、と気持ちを切り替えて、次のテント場まで進むことにする。
 Tさん、幕営の手続きに行き、ここのビールは安い!(前の小屋では350mlが\1,000、ヒェ〜)雪の中に置いてあり、"冷た〜い、我慢できな〜い"で、その場で飲んでしまったらしい...。  ちなみにここのトイレはバイオ処理。"用を済ました後は自転車を前へ10回後ろへ20回こいでください"と書いてある。こいでいるとだんだん重くなって、終わるころには汗だく。私は一体何しにきたの??状態でした。飯豊山はどこもトイレがきれいに整備され、お水をペットボトル分補充してくださいとなってます。
 各山小屋番の方は、切合小屋を除いて飯豊山に関しては精通してるので、何でも聞いてOKとのこと。体力のいる山です。山へ入るには誰もが食糧と寝袋を持参しなければなりません。